一橋大学 HIAS Health 社会連携プログラム第8回医療経済短期集中コース を

11月14日(金)、15~16日(土~日)、22~23日(土~日)の2週間にわたり開講しました。

 
 
「医療経済短期集中コース」は、エビデンスを重視する経済学を含む社会科学の知見から医療・介護の政策・実務の現場に貢献することを目的として、社会人を対象に、週末2回にわたり集中的に実施する高度職業人専門プログラム(リカレント教育プログラム)です。第8回目となる2025年度は、11月22日のみ対面開催としたハイブリッド形式で開催し、自治体、医療関係者、コンサル及び製薬企業など多様な分野から22名の受講生にご参加いただきました。
講義では「科学的な根拠に基づいた政策立案(EBPM: Evidence-based Policy Making)」を軸に、データに基づいた医療・介護に関わる政策・経営の実態把握と分析、効率化に向けた手法等が紹介されました。
コース期間中は、基調講演や講義の座学の他、演習・グループワークといったアクティブ・ラーニングが取り入れられました。実技やディスカッションを通じて内容への理解を高めると共に、様々なバックグラウンドの受講者間の交流・ディスカッションの時間となりました。
 

コースの様子はこちら

講義の様子パネルディスカッションの様子受講生によるグループワーク報告
 

(参考)第8回医療経済短期集中コース時間割

受講生の声

・ 統計学の入門として、必要な情報をわかりやすく教えていただき大変勉強になりました。統計学は一度聞いても、仕事などで使っていないと時間がたって忘れてしまうので、このような機会に復習ができ有難いです。T値のところは講義中では理解が及ばず、自己学習したいと思いました。
・ 身近で具体的な”自己負担”のテーマに基づいて医療保健政策のお話をしてくだり、大変情報がたくさん詰まった講義でした。最初に評価軸を決めるということが重要なことが分かりましたが、自分の関心ごとに置き換えて考えたときに同様の評価軸が使えるのか、他にも考え方があるのかまだ深まっていないところがあるので、復習が必要と思っています。
・ 現場の状況を大変わかりやすく教えていただき講義時間があっという間でした。特に、日本の医療の課題(入院日数が長いなど)、要介護になったら医療の目指す方向をギアチェンジすべき点など、実感とリンクするところがあり、大変興味深く聴講させていただきました。
・ 医療DXの推進とはよく聞きますが、実際何を指していて、日本は現在どの段階にあるか大変興味深く拝聴させていただきました。またデータを扱う際の日本の規制についてもこれまで知らずにおりましたので、どの点が議論になっているか、どの方向に向かっていくかわかりやすく解説いただきありがとうございました。
・ 本日のお話から15・20年後を考えた保健医療の在り方について改めて考える時間となりました。雇用から考える視点やサービス施設の人口規模の視点(器量機能の取捨選択)など、これまで実務からはあまり考えない視点でしたので具体例を交えてお話しくださり大変わかりやすかったです。現時点でも日本には様々な保健医療のダッシュボードが存在することも初めて知りました。データから地域のニーズを汲んでいくというところに大変共感します。
・ 日本の保健医療、介護などあらゆる課題を網羅してご紹介いただき大変学びになりました。これから国の動きについてアンテナをはり情報をアップデートしていけたらと思います。