2018年5月8-11日にタイのチェンマイで開催されたHTAsiaLinkの第7回年次大会に、HIAS Health から中村良太研究員(一橋大学社会科学高等研究院、准教授)、Ying Yao研究員(一橋大学社会科学高等研究院、特任助教)、井深陽子客員研究員(慶應義塾大学経済学部、准教授)の3名が参加しました。
アジア全域の若手研究者・政策担当者による医療技術評価および医療システム分析に関する研究発表への貢献の他、タイのHITAP (the Health Intervention and Technology Assessment Program)をはじめとする、アジア各国の医療技術評価機関からの参加者との意見交換、交流を行いました。
HIAS Healthは、2018年4月にHTAsiaLinkの機関会員(日本)となっておりましたが、今回の年次大会中に開催された総会において、投票により6か国の代表機関からなるBoard Memberに選ばれました。今後、アジア地域における医療技術評価をはじめとした医療制度運営や若手研究者の育成に関して重要な役割を担っていきます。
会場にて 井深陽子客員研究員とYing Yao研究員 | HITAPの代表者である Dr. Yot Teerawattananonとともに。 |
HTAsiaLinkHTAsiaLinkは、アジア地域の各国のHTA(医療技術評価)機関の相互の交流のためのネットワークです。情報と研究資源の共有を加速させることによってHTAの研究を促進すること、またアジア地域におけるHTAの効果的な手法を開発することを目的としています。HITAPHITAP(Health Intervention and Technology Assessment Program)は、タイ保健省でHTA(医療技術評価)等を手掛けている研究ユニットです。2017年11月にDr. Yot Teerawattananonと国際ユニットのMs. Waranya Rattanavipapongを招聘して国際ワークショップ「一橋大学医療経済国際ワークショップ」を開催するなど、HIAS HealthはHITAPと密接な連携を行っています。 一橋大学医療経済国際ワークショップ<サイト内リンク> |