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佐藤 主光 /Motohiro Sato< 研究者一覧へ戻る

一橋大学大学院経済学研究科 教授
一橋大学国際・公共政策大学院 教授

【略歴】

1992年一橋大学経済学部卒業、1998年クイーンズ大学(カナダ)でPh.D.(Economics)を取得。1999年一橋大学大学院経済学研究科専任講師を経て、2009年から現職。国際・公共政策大学院(専門職大学院)教授を兼務。専門は財政学・地方財政。医療経済関係では医療保険制度の理論と制度を研究。学術に基づく政策提言に努めてきた。2019年日本経済学会石川賞を受賞。著書に「地方交付税の経済学」(有斐閣、2004年共著、日経・経済図書文化賞受賞)、「地方税改革の経済学」(日本経済新聞社、2011年毎日エコノミスト賞受賞)がある。

 

【委員会等】

政府税制調査会委員、内閣府規制改革推進会議委員(医療・介護・感染症対策WG座長)、財務省財政制度等審議会委員、内閣府経済財政諮問会議特別セッション委員、東京都税制調査会委員などを歴任。

 

【主な研究成果】

【著書】

  • 『ポストコロナの政策構想 : 医療・財政・社会保障・産業』. 日経BP日本経済新聞出版本部,日経BPマーケティング 2021年(小林慶一郎との共著)
 

【研究論文】

  • Boadway,R. , M.Sato, and J-F.Tremblay “VAT and the taxation of rents”, Journal of Public Economic Theory 23(4), 601-621, 2021
  • Miyazaki,T. and M. Sato "Empirical studies on strategic interaction among municipality governments over disaster waste after the 2011 Great East Japan Earthquake," Journal of the Japanese and International Economies, 44, 26-38, 2017.
  • Boadway, R. and M. Sato, “Optimal Income Taxation with Risky Earnings: A Synthesis,” Journal of Public Economic Theory, 17(6), 773-801, 2015.
  • Pestieau, P. and M. Sato, “Long Term Care: The State, the Market, and the Family,” Economica, 75(299), 435-454, 2008.
  • Pestieau, P., G. Ponthiere, and M. Sato, “Longevity, Health Spending and Pay-as-you-Go Pensions,” Finanz Archiv, 64 (1), 1-8, 2008.
  • 佐藤主光 (2007)、「医療保険制度改革と管理競争--オランダの経験に学ぶ」『会計検査研究』、36, 41-60.
  • 佐藤主光 (2007)、「医療保険制度改革の課題」『会計検査研究』、35, 7-25.
  • 佐藤主光 (2005)、「地方分権と医療保険制度改革」『病院』、64 (9), 718-723.
  • 佐藤主光(2005)、「保険者機能と管理競争:ガヴァナンス改革の観点からの分析と提言」、田近栄治・佐藤主光編著『医療と介護の世代間格差』、東洋経済新報社.
  • Boadway, R., M. Marchand, and M. Sato, “An Optimal Contract Approach to Hospital Financing,” Journal of Health Economics, 23(1), 85-110, 2004.
  • Marchand M., M. Sato, and E. Schokkaert, “Prior health expenditures and risk sharing with insurers competing on quality,” Rand Journal of Economics, 34(4), 647-669, 2003.

【受賞】

2019年日本経済学会石川賞

 

研究業績・経歴詳細(一橋大学 研究者情報)