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荒井 耕 /Ko Arai< 研究者一覧へ戻る

一橋大学大学院経営管理研究科 教授

【略歴】

一橋大学商学部卒業後、シンクタンク勤務を経て、同大学院博士課程修了(博士(商学))。大阪市立大学准教授を経て、2012年より現職。また、東京医科歯科大学大学院医療管理政策学コース(2004年~現在)ほか、多数の医療実務者教育に従事。医療分野の管理会計・原価計算を専門とし、『医療原価計算』(日本会計研究学会・太田黒澤賞受賞)、『病院管理会計』(日本公認会計士協会・学術賞-MCS賞受賞)など著書多数。

 

【委員会等】

2011年3月-2015年3月 中央社会保険医療協議会・医療機関のコスト調査分科会・委員
2015年6月-2021年6月 中央社会保険医療協議会・公益委員(費用対効果評価専門部会・部会長)
2018年3月-2020年3月 中央社会保険医療協議会・医療機関等における消費税負担に関する分科会・分科会長

2020年度-2021年度 厚生労働省医政局医療経営支援課委託事業「医療法人の事業報告書等に係るデータベース構築のための調査研究事業」企画検討委員会・委員長

2022年度 内閣官房・全世代型社会保障構築本部事務局委託事業「公的価格の費用の見える化に関する調査研究」研究会・委員長

2022年~ 厚生労働省医政局医療経営支援課・医療法人の経営情報のデータベースの在り方に関する検討会・座長代理

 

【日本語論文(主要業績)】

  • 荒井耕(2005)『医療バランスト・スコアカード:英米の展開と日本の挑戦』, 中央経済社(日本原価計算研究学会・学会賞受賞).
  • 荒井耕(2007)『医療原価計算:先駆的な英米医療界からの示唆』, 中央経済社(日本会計研究学会・太田黒澤賞受賞).
  • 荒井耕(2009)『病院原価計算:医療制度適応への経営改革』, 中央経済社(日本管理会計学会・学会賞(文献賞)受賞).
  • 荒井耕(2011)『医療サービス価値企画:診療プロトコル開発による費用対成果の追求』, 中央経済社.
  • 荒井耕(2013)『病院管理会計:持続的経営による地域医療への貢献』, 中央経済社(日本公認会計士協会・学術賞-MCS賞受賞)..
  • 荒井耕(2019)『病院管理会計の効果検証:質が高く効率的な医療の実現に向けて』中央経済社.
  • 荒井耕(2020)『診療所の財務実態:多角化・多拠点化の財務的効果』中央経済社.
  • 荒井耕(2021)『病院の財務実態:多角経営時代の医療法人』中央経済社.
  • 荒井耕(2021)「新型コロナウイルス感染症が医療機関の損益状況に及ぼす影響と政府支援策の財務的効果に関する分析:開設者別の視点から」厚生労働行政推進調査事業費補助金(厚生労働科学特別研究事業)『新型コロナウイルス感染症が医療機関の経営に及ぼす影響ならびにその支援策の効果の検証:令和2年度分担研究報告書』.https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/202006049A-buntan2_1.pdf
  • 荒井耕(2023)『新型コロナ流行初期における医療機関の財務的影響:将来の新興感染症流行に備えた歴史的教訓』中央経済社
  • 荒井耕(2024) 「タスクシフトによる医師労働時間短縮効果と医療機関経営上の影響に関する研究」厚生労働行政推進調査事業費補助金政策科学総合研究事業(政策科学推進研究事業)『タスクシフトによる医師労働時間短縮効果と医療機関経営上の影響に関する研究』令和5年度総括研究報告書.https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/202301005A-sokatsu.pdf
  • 荒井耕・古井健太郎(2024)「論壇 コロナ流行の診療所への影響にみる医療経済実態調査の妥当性」『週刊社会保障』第3266号(4月29日号)50-55.
  • 荒井耕(2024)「病院経営医療法人への新型コロナ流行による財務的影響の経年変化―第1-2波期から第3-5波期を経て第6-7波期の影響への変遷―」『社会保険旬報』第2927号(5月11日号)6-13.
  • 荒井耕(2024)「コスト管理による医療サービスの価値向上:費用対成果向上を目指す価値企画としてのコスト管理実践(特集 持続可能な病院運営のためのコスト管理 総論:コスト管理の考え方)」『病院』第83巻第9号692-696.
  • 荒井耕(2024)『多角経営時代の医療法人管理会計:有効活用による経営持続性の向上』中央経済社(10月刊行予定)
 

【英語論文】

  • Arai, K., “Management accounting practices for facilitating collaboration between business-lines within a medical corporation ―Current status in diversified medical corporations operating both medical and long-term care institution―,” Paper presented at The 2nd Hitotsubashi & Taipei University International Accounting Research Workshop, Hitotsubashi University, Japan, 30th June 2018.
  • Arai, K., “Pricing Policy by the Government in Japanese Healthcare System: Balance between Rationalizing Medical Expenses and Accommodating Medical Professionals,” Paper presented at European Accounting Association 32nd annual congress, Tampere, Finland, 12-15th May, 2009.
  • Arai, K., S. Llewellyn, and D. Northcott, “The Power of Corporate Agency: Clinicians, Resources and Costing in Japan and the UK,” Asia Pacific Interdisciplinary Research in Accounting 2007 Conference (5th), Hyatt Regency Auckland, NZ, 8-10th July, 2007.
  • Arai, K., “Reforming Hospital Costing Practices in Japan: An Implementation Study,” Financial Accountability & Management, 22(4), 425-451, 2006.
研究業績・経歴詳細(一橋大学 研究者情報)
 

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