HIAS Health 研究員 荒井耕教授(一橋大学大学院経営管理研究科)による厚生労働科学研究事業指定研究「タスクシフトによる医師労働時間短縮効果と医療機関経営上の影響に関する研究」の令和5年度研究成果並びに令和3-5年度全体としての総合研究報告書が厚生労働科学研究成果データベース〈https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/167416〉に公開されました。
 
タスクシフトによる医師労働時間短縮効果と医療機関経営への負荷に基づいて各種シフトの費用対効果を分析する、現実的に利用可能で多数医療機関での展開可能性のある方法論を確立することができました。 実際に、254病院からの 1,589のタスクシフト事例(19種類区分) を対象に、タスクシフトのための技術対応初期費用の回収期間と医師労働短縮時間数を算出して、費用対効果を分析しております。
 
総括研究報告書は以下のURLからダウンロードいただけます。
荒井耕(2024)「タスクシフトによる医師労働時間短縮効果と医療機関経営上の影響に関する研究」厚生労働行政推進調査事業費補助金政策科学総合研究事業(政策科学推進研究事業)『タスクシフトによる医師労働時間短縮効果と医療機関経営上の影響に関する研究』令和5年度総括研究報告書
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/202301005A-sokatsu.pdf
 
各種タスクシフトの費用対効果分析に直接に関係する分担研究報告書は以下のURLからダウンロードいただけます。
荒井耕・阪口博政・平木秀輔(2024)「タスクシフトに伴う医師及び他職種の業務時間変化の把握と費用(経営負荷)対効果(労働時間短縮)に関する研究:「タスクシフトに伴う業務時間の変化に関するアンケート」調査を用いて」令和5年度分担研究報告書
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/202301005A-buntan4.pdf