Mizanur Rahman客員准教授は、リプロダクティブ・母性・新生児・小児保健(RMNCH)医療サービスに関する2030年の持続可能な開発目標(SDG)目標について、低・中所得国70カ国のうち基準を満たすことができるのは18カ国だけになる見込みであることを、Global Public Health Research Foundation(バングラデッシュ)、クイーンズ大学ベルファスト、世界保健機関(WHO)との共同成果として公表しました。
本研究は、SDG 3.8 目標の達成に向けた、低・中所得国におけるリプロダクティブ・母性・新生児・小児保健医療サービスの普及状況に関する最も包括的かつ最新の評価を示したものです。
本成果は、2023年9月4日に国際学術誌「Lancet Global Health」 に掲載されました。
 
Rahman MM, Rouyard T, Khan ST, Nakamura R, Islam MR, Hossain MS, Akter S, Lohan M, Ali M, Sato M. Reproductive, maternal, newborn, and child health intervention coverage in 70 low-income and middle-income countries, 2000-30: trends, projections, and inequities. Lancet Glob Health. 2023 Oct;11(10):e1531-e1543. doi: 10.1016/S2214-109X(23)00358-3. Epub 2023 Sep 4. PMID: 37678321; PMCID: PMC10509036.