HIAS Healthの中村良太研究員(一橋大学社会科学高等研究院准教授)、Thomas Rouyard研究員(一橋大学社会科学高等研究院特任助教)、Ying Yao研究員(一橋大学社会科学高等研究院特任講師)、Shamima Akter研究員(一橋大学社会科学高等研究院特任講師)とHongming Wang研究員(一橋大学社会科学高等研究院特任助教)が、2021年11月26日にSupranational Agencies Partnership for Policy and Health Intervention Research and Evaluation(SAPPHIRE)のAdvisory Committee Meetingに出席しました。
 

 
今回のAdvisory Committee Meetingでは、コンソーシアムの過去三年間の活動の総括をし、各プロジェクトの進捗状況を共有するとともに、今後の研究・政策協力について議論を行いました。HIAS Healthは、SAPPHIREの組織メンバーの一員として、現在JICAと進めているセネガルおよびブータンでの共同研究プロジェクトを通じて、SAPPHIREの活動範囲を広げることに貢献していきます。なお、本活動は日本学術振興会 JSPS研究拠点形成事業より助成を受け、行っているものです。
 
参考:
SAPPHIRE(外部サイトに飛びます)
 
■SAPPHIRE(Supranational Agencies Partnership for Policy and Health Intervention Research and Evaluation)
SAPPHIRE は、中低所得国の政府に対して、科学的根拠に基づいた効率的な医療の意思決定の適用を促進するための医療、政策、経済に関する支援を提供することを目指して、2019年にゲイツ財団の資金提供を受けたInternational Decision Support Initiative (iDSI)の中に設立された、タイの国民健康財団(NHF; Thai National Health Foundation)、同じくタイのHealth Intervention and Technology Assessment Program (HITAP)、シンガポール国立大学のSaw Swee Hock School of Public Health、Mahidol Oxford Tropical Medicine Research Unit(MORU)とHIAS Healthからなるコンソーシアムです。