2020年1月7日から9日にかけて、フィリピン・マニラ市において開催された「医療技術評価に関するワークショップ及びシンポジウム」(Workshop and Symposium: Introduction to Health Technology Assessment (HTA))に、中村良太研究員(一橋大学社会科学高等研究院准教授)がワークショップの講師およびシンポジストとして参加いたしました。
「医療技術評価に関するワークショップ及びシンポジウム」(Workshop and Symposium: Introduction to Health Technology Assessment (HTA))は、国家レベルでの医療政策の意思決定を支援するHTAの活用方法等を提供することを目的に、シンガポール国立大学公衆衛生大学院、フィリピン保健省およびタイ保健省の共催で開催されたものです。ワークショップ及びシンポジウムにはフィリピンのみならずアジア各国から多くの研究者・職業人が参加するとともに、Access and Delivery Partnershipの協力によりセネガル国家医療保障庁からの参加があるなど、同国におけるHTA導入に向けた医療技術評価の基礎や政策導入について理解を深めることにつながりました。
HIAS Healthは、主にアジア圏におけるHTAの推進、その他の医療政策を推進するSAPPHIRE(Southeast Asia Partnership for Policy and Health Intervention Research and Evaluation)に参画するとともに、2017年からセネガルにおけるUHC事業に研究貢献しています。
<参考>Access and Delivery Partnership