2019年4月24日-27日にソウル大学で開催されたHTAsiaLinkの第8回年次大会に、HIAS Health から中村良太研究員(一橋大学社会科学高等研究院、准教授)、Ying Yao研究員(一橋大学社会科学高等研究院、特任講師)、五十嵐中客員研究員(横浜市立大学医学群、准教授)の3名の研究者が参加しました。
 
中村研究員は各セッションにて若手研究者の討論者を務めた他、大会最終日のプレナリーセッションにてパネリストとして登壇いたしました。五十嵐客員研究員はPre-conferenceにて、シンガポール国立大学のLuo Nan氏と共同で、「QALY estimation for HTA:The EuroQol approach」と題する講義を行いました。また、中村研究員とYao研究員は同大会のScientific Advisory Committeeのメンバーとして大会運営にも貢献しました。
 
また、一橋大学国際・公共政策大学院の大学院生の七條ありさ(修士課程2年)も同大会に参加し、「Achieving best value for money in preventing noncommunicable diseases: an analysis of global evidence base and local case studies」 (Tazeem Bhatia, Public Health Englandおよび中村良太との共著)と題する研究の口頭研究発表を行いました。
 
HTAsiaLinkは、アジア太平洋地域の各国のHTA(医療技術評価)機関及び研究機関の相互の交流のためのネットワークで、情報と研究資源の共有を加速させることによってHTAの研究を促進すること、またアジア太平洋地域におけるHTAの手法開発や政策適用を発展させることを目的としています。HIAS Healthは、2018年4月にHTAsiaLinkの機関会員(日本)として同ネットワークに貢献しています。
 
 
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HTAsiaLink 第8回年次大会 Web site <外部リンク>