2019年1月29日から2月3日にわたり、タイのバンコクにて、グローバルヘルス分野における重要な国際会議であるPrince Mahidol Award Conference 2019 (PMAC 2019) が開催され、HIAS Healthから中村良太研究員(一橋大学社会科学高等研究院 准教授)が参加し、サイドミーティングおよび本会議のセッションに登壇しました。
 
低中所得国を中心に生活習慣病(noncommunicable diseases: NCD)の脅威が急激に高まっていることを背景に、PMAC 2019 は「The Political Economy of NCDs: a Whole of Society Approach」をテーマに、会期中、その対策としての保健政策や医療制度改革、財政について活発な議論が行われました。
 
現在、PMACでは、一橋大学、タイ保健省(HITAP)、シドニー大学、ヨーク大学、トロント大学、タフツ大学、ハーバード大学、マヒドン大学、英国公衆衛生庁の研究者からなる国際的なグループによる委託研究『Best buys, Wasted buys, and Controversies in NCD Prevention』を進めており、中村良太HIAS Health研究員は、その著者の一人としてPMAC 2019に参加したものです。本委託研究の成果については、国際誌への掲載および書籍等の出版が予定されています。
 
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<関連Webサイト>
Prince Mahidol Award Conference 2019 (PMAC 2019) 
PMAC 2019: Parallel Session 2.5 "Best buys, Wasted buys, and Controversies in NCD Prevention"