一橋大学大学院社会学研究科 教授
【略歴】
一橋大学経済学部、社会学部を卒業。在学中に英国バーミンガム大学社会政策・社会事業学部に交換留学したことを機に英国の保健・医療・福祉に関する政策史研究を志す。2006年に一橋大学大学院社会学研究科で博士(社会学)を取得。公益財団法人医療科学研究所研究員、同志社大学政策学部講師、国立社会保障・人口問題研究所室長、一橋大学大学院社会学研究科准教授を経て、2017年4月より現職。現在は研究テーマを日本の実態把握にも広げ、保健・医療・福祉サービスの供給システムのあり方に関する研究を行っている。授業では、「社会福祉」「福祉政策研究」などを担当。
【主な研究成果】
- 白瀨由美香(2022)「イギリスにおける看護師の業務範囲とその拡大」『健保連海外医療保障』129, 30-44.
- 白瀨由美香(2020)「イギリスにおける「普遍的な個別ケア」構想:2019年NHS長期計画にもとづく新たなサービスモデルの検討」『同志社政策科学研究』21(2), 101-112.
- 白瀨由美香(2019)「イギリスにおける医療専門職の業務変化:労働時間規制下での持続可能性確保」『社会保障研究』3(4), 521-535.
- 白瀨由美香(2018)「社会保障制度における支援の変遷」,国立社会保障・人口問題研究所編『地域で担う生活支援:自治体の役割と連携』,東京大学出版会,15-38.
- 松本勝明編著(2015)『医療制度改革:ドイツ・フランス・イギリスの比較分析と日本への示唆』, 旬報社.
研究業績・経歴詳細(一橋大学 研究者情報)