『週刊社会保障』第3286号に、HIAS Health 研究員の荒井耕教授(一橋大学大学院経営管理研究科)・古井健太郎講師(帝京大学経済学部)の共著論文「病院類型別の処遇改善余力の相違と経年変化―各種診療領域・地域対応類型の新型コロナ流行前後に焦点を当てて―」が掲載されました。
 
本論文は、医療職員の継続的な処遇改善が課題となる中, 病院の診療領域・地域対応類型ごとの処遇改善余力の相違とその新型コロナ流行前後の経年変化状況を 流行関連補助金等による効果も含めて分析しています。改善のための財務的余力が医療機能の異なる病院類型によって大きく異なる点や, その類型別余力が流行前後を通じて経年的に大きく変化してきた点, 事業利益ベースと補助金等が含まれる最終利益ベースでは余力状況が大きく異なる点を明らかにしています。
 
荒井耕・古井健太郎(2024)「病院類型別の処遇改善余力の相違と経年変化―各種診療領域・地域対応類型の新型コロナ流行前後に焦点を当てて―」『週刊社会保障』第3286号(9月30日号)pp. 48-53.
参考:週刊社会保障2024.9.30 No.3286<外部リンク>