センター研究員

荒井 耕 /ARAI, Ko< 研究者一覧へ戻る

teacher-05

一橋大学大学院商学研究科 教授

【略歴】

一橋大学商学部卒業後、シンクタンク勤務を経て、同大学院博士課程修了(博士(商学))。大阪市立大学准教授を経て、2012年より現職。また、東京医科歯科大学大学院、日本病院会、日本赤十字看護大学大学院、関西学院大学大学院(医療経営プログラム)ほか、多数の医療実務者教育に従事。医療分野の管理会計・原価計算を専門とし、『医療原価計算』(日本会計研究学会・太田黒澤賞受賞)、『病院管理会計』(日本公認会計士協会・学術賞-MCS賞受賞)など著書多数。現在、中央社会保険医療協議会公益委員で費用対効果評価専門部会長。

【委員会等】

2011年3月-2015年3月 中央社会保険医療協議会・医療機関のコスト調査分科会・委員
2015年6月-現在 中央社会保険医療協議会・公益委員(費用対効果評価専門部会・部会長)

 

【日本語論文(主要業績)】

荒井耕(1998)「アメリカにおける病院原価計算の展開~新経営環境下での原価計算目的への対応の視点から~」『一橋論叢』, 120(5), 751-773.

荒井耕(2001)「病院原価計算の先進事例:聖路加国際病院における部門別原価計算」『経営研究』, 52(2), 25-47.

橋本英樹・荒井耕(2002)「診断群分類とバランスト・スコアカード法を用いた医療の質管理の可能性について;文献的考察」平成13年度厚生科学研究「急性期入院医療試行診断群分類を活用した調査研究」分担研究報告書3月, 1-4.

荒井耕(2002)「メイヨークリニックにおける看護コストマネジメントシステムとその日本での活用可能性」『経営研究』, 53(3), 135-148.

荒井耕(2005)『医療バランスト・スコアカード:英米の展開と日本の挑戦』, 中央経済社(日本原価計算研究学会・学会賞受賞).

荒井耕(2005)「病院原価計算要綱(案)の今日的意義」日本病院管理学会・病院原価計算研究会 平成14・15年度報告書(代表:福田敬)2005年9月, 17-31.

荒井耕(2007)「医療から考察したサービス業の原価計算:目的別有用性に関する新見解」『会計』, 171(2), 187-201.

荒井耕(2007)『医療原価計算:先駆的な英米医療界からの示唆』, 中央経済社(日本会計研究学会・太田黒澤賞受賞).

閻素龍・荒井耕(2007)「中国における病院の経営管理の現状と課題:遼寧省の12病院に対するインタビュー調査から」『経営研究』, 58(2), 105-128.

荒井耕(2008)「中国の病院における財務業績管理システムの現状と特徴」『企業会計』, 60(3), 86-91.

荒井耕(2008)「手術領域における原価・価格関係の実証分析:RCC法の妥当性と採算性の検証」『原価計算研究』, 32(1), 64-74.

荒井耕(2008)「自治体病院における原価計算の意義:時代の要請への適応」『公営企業』, 12月, 34-42.

荒井耕(2009)『病院原価計算:医療制度適応への経営改革』, 中央経済社(日本管理会計学会・学会賞(文献賞)受賞).

荒井耕(2009)「実際消費資源額と技術力評価額の一致度と政府による価格設定:経済合理思考と専門職評価思考のバランス」『管理会計学』, 17(1), 25-37.

荒井耕(2010)「サービス業における原価計算の普及阻害メカニズムとその可変性:医療を中心とした「人対人」サービス業に焦点を当てて」『原価計算研究』, 34(1), 1-10.

荒井耕・尻無濱芳崇(2010)「医療介護複合経営体としての医療法人における法人内連携統合戦略に関する認識と実践―戦略遂行のための経営手法の利用不足―」『税経通信』, 9月号, 49-55.

荒井耕・正木義博編著(2010)『バランスト・スコアカード:その理論と実践』, 日本医療企画.

荒井耕(2011)『医療サービス価値企画:診療プロトコル開発による費用対成果の追求』, 中央経済社.

荒井耕(2011)「医療界における管理会計制度の有効性に関する定量的検証:管理会計の病院業績への貢献」『会計』, 179(6), 52-66.

荒井耕(2011)「影響機能に焦点のある病院原価計算の登場:国立大学法人佐賀大学医学部附属病院の事例」『会計検査研究』, 44, 119-129.

荒井耕・尻無濱芳崇(2011)「経営多角化した医療法人における採算管理体制と法人内連携統合実践」『産業経理』, 71(3), 67-80.

荒井耕(2011)「医療提供システム経営のための原価計算制度構築研究1-3 ―財務的根拠に基づく診療報酬体系の実現へ向けた10年間の試み―」『会計』, 180(4)-(6).

荒井耕(2012)「NHS原価計算の新たな展開:患者別原価計算の登場と普及」『会計検査研究』, 45, 149-159.

荒井耕(2012)「NHSにおける患者別原価計算推進のための『診療原価計算基準』の登場:保健省による新たな原価計算推進活動」『企業会計』, 64(4), 121-129.

荒井耕(2012—13)「医療管理会計学入門1-12」『病院』, 71(4)—(12),72(1)-(3).

荒井耕(2013)『病院管理会計:持続的経営による地域医療への貢献』, 中央経済社(日本公認会計士協会・学術賞-MCS賞受賞).

荒井耕(2013)「経済教室 医療効率化への課題㊦ 病院の部門業績管理を」日本経済新聞2013年11月20日 朝刊 31面

荒井耕(2014)「公立DPC関連病院における業務実績及び採算性の経年変化の相関関係の分析」『会計検査研究』, 49, 55-65.

荒井耕(2014)「国立DPC関連病院における業務実績及び採算性の経年変化の相関関係の分析」『公営企業』, 3月号, 14-20.

荒井耕(2014)「部門別損益業績管理と医療サービス価値企画の関係性についての定量的検証:責任会計による提供プロセスマネジメントの促進」『会計』, 185(6), 16-26.

荒井耕・尻無濱芳崇・岡田幸彦(2014)「医療法人における責任センター別損益業績管理による財務業績改善に関する検証:非営利組織での管理会計の有効性評価」『会計プログレス』, 15, 14-25.

荒井耕・尻無濱芳崇(2014)「医療法人における予算管理の実態:質問票調査に基づく現状把握」『産業経理』, 74(3), 70-84.

荒井耕・尻無濱芳崇(2015)「医療法人における予算の管理者業績評価での活用状況:予算管理実態との関係性」『原価計算研究』, 39(1), 145-155.

荒井耕(2015)「DPC関連病院における事業計画の組織業績への効果と影響」『一橋商学論叢』, 10(1), 2-17.

荒井耕(2015)「公立病院における質および採算・原価の経年変化の相関分析:医療界の伝統的二律背反観の検証」『企業会計』, 67(6), 52-60.

荒井耕(2015)「DPC関連病院における価値企画の効果:医療サービス価値企画の有効性評価」『会計』, 187(6), 71-85.

荒井耕・阪口博政(2015)「DPC関連病院における管理会計の効果と影響:原価計算及び収益予算の有効性評価」『会計検査研究』, 52, 71-83.

荒井耕(2016)「医療法人での財務業績管理と人事考課・報酬との連動に関する事例研究:部門階層での連動状況」『税経通信』, 3月号, 164-171.

荒井耕・古井健太郎・渡邊亮・阪口博政・横谷進(2016)「診療プロセス管理の財務的観点からの重要性:病院管理職の認識に基づいて」『医療マネジメント学会雑誌』, 16(4), 209-212.

荒井耕(2016)「DPC対象病院における予算管理の実態:質問票調査に基づく現状把握」『一橋商学論叢』, 11(1), 12-31.

荒井耕(2016)「医療分野における管理会計の活用:計数的マネジメントを通じた合意形成」(第5章, 169-201.)樫谷隆夫編著・財務省財務総合政策研究所編『公共部門のマネジメント:合意形成をめざして』, 同文館出版.(荒井発表要旨及び資料のみは<https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2015/zk106_01.htm#top>参照)

荒井耕(2016)「病院界における管理会計活用の公私差:採算性改善への示唆」『会計』, 190(3), 69-82.

荒井耕(2016)「DPC対象病院における予算管理機能の利用状況―機能利用度を高める予算管理実務―」『会計検査研究』, 54, 39-50.

荒井耕(2016) 「医療機関における部門の財務的業績による部門長評価・報酬連動の実態:8法人インタビュー調査を基に」『経理研究』, 59, 271-283.

荒井耕(2017)「DPC対象病院におけるバランスト・スコアカードの実態:質問票調査に基づく定量的把握」『産業経理』, 76(4), 35-47.

荒井耕・阪口博政・渡邊亮・古井健太郎 (2017)「DPC疾患群別費用及び採算に関する病院の認識と実態についての調査」『日本医療・病院管理学会誌』, 54(2), 37—43.

荒井耕 (2017)「医療法人の事業報告書等を活用した「医療経済実態」把握の有用性―既存の公的類似調査の適切な補完―」一橋大学大学院商学研究科ワーキングペーパーNo.146.〈http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/28758

荒井耕 (2017)「公立病院における部門別原価計算の採算改善効果の検証:経年的分析に基づく有効性評価」『會計』192(3), 42-55.

荒井耕 (2017)「病院界におけるバランスト・スコアカードの効果を高める実践:因果関係考慮の重要性」『原価計算研究』41(2).

 

【インタビュー記事】

「対談 コスト管理から経営管理への展開 (特集 医療費&コスト再検証 Part 3)」『保険診療』, 66(10), 28-35, 2011.

「本場で本当に使える原価計算とは-一橋大学・荒井教授、継続的改良と評価連動を」『CB news management』, 10月特集(2014年10月29日配信).

「この人に聞く コスト・エビデンスに基づいた診療報酬体系の構築を―荒井耕氏(中央社会保険医療協議会公益委員)―」週刊社会保障(2015.8.3), 2836, 36-37, 2015.

「連載特集 2016年診療報酬改定を読み解く2: 今後の診療報酬改定は“費用対効果”が評価軸となる(中央社会保険医療協議会公益委員/一橋大学大学院商学研究科教授 荒井耕氏)」『保険診療』, 70(11), 6-9, 2015.

「改定議論、医療法人の事業報告書を活用して―中医協・荒井委員インタビュー」『CB news management』, (2016年10月17日配信).

 

【英語論文】

Arai, K., “Pricing Policy by the Government in Japanese Healthcare System: Balance between Rationalizing Medical Expenses and Accommodating Medical Professionals”, Paper presented at European Accounting Association 32nd annual congress, Tampere, Finland, 12-15th May, 2009.

Arai, K., S. Llewellyn, and D. Northcott, “The Power of Corporate Agency: Clinicians, Resources and Costing in Japan and the UK,” Asia Pacific Interdisciplinary Research in Accounting 2007 Conference (5th), Hyatt Regency Auckland, NZ, 8-10th July, 2007.

Arai, K., “Reforming Hospital Costing Practices in Japan: An Implementation Study,” Financial Accountability & Management, 22(4), 425-451, 2006.

Arai, K., “Backgrounds and Constraints of Balanced Scorecard Development in Japanese Hospitals,” Business Review (Osaka City University), 16, 11-24, 2005.

Okano H., M. Sakagami, and K. Arai, “The Reform of the Japanese Public Sector Financial Management: A Case of Public Sector Healthcare Financial Management Transformations”, in Humphrey, C., Guthrie, J., Olson, O., and Jones, L. (eds), Debating Public Sector Financial Management Reforms: an International Study, Information Age Press, 2004.

Arai, K., “The Rise of Balanced Scorecard Efforts in Japanese Hospitals ― BSC Efforts in Mie Prefectural Hospitals as an Advanced Case ―,” Business Review (Osaka City University), 15, 25-37, 2004.

研究業績・経歴詳細(一橋大学 研究者情報)
研究業績・経歴詳細(荒井研究室HP)