2019年6月10日(月)から6月21日(金)の2週間にわたり行われた「セネガル国コミュニティ健康保険制度及び無料医療制度能力強化プロジェクト」のカウンターパート本邦研修「医療保障制度に関する能力強化」の中で、6月13日(木)にHIAS Health 客員研究員の戸邉誠氏(JICA人間開発部)、また6月14日には、HIAS Health研究員の井伊雅子教授(一橋大学大学院経済学研究科)が、それぞれ講義を行いました。
 
「診療報酬の支払い制度:日本の経験、先進国の例」と題された井伊教授の講義は、一橋大学千代田キャンパスで行われました。
 
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研修参加者と井伊雅子教授(中央)
 
本研修は、JICAの「セネガル国コミュニティ健康保険制度及び無料医療制度能力強化プロジェクト」の一環として、セネガル国 地域開発・社会国土公正省管下の 医療保障庁(ACMU)の本庁(ダカール)計画課長および保健共済組合技術支援課長、プロジェクト対象 3 州(ジュルベル、タンバクンダ、ティエス)の州支部長を対象として行われ、東京での講義の他、長野県や佐久総合病院の視察など、日本や世界の医療保障制度にかかる歴史や現状、実態と課題を網羅したプログラムが用意されました。