2019年4月24日(水)に電気通信大学情報理工学域 先端工学基礎課程学域 4年の奥田忠久氏を講師にお迎えして、第4回目の「ビッグデータ・ICT勉強会」を開催しました。
 
「薬局におけるICT活用コミュニケーションの試み」のタイトルで、RaspberryPiで動くコミュニケーションロボットを活用した啓発活動や商品選択のための情報提供など実際に薬局で行われた事例の紹介や、「お薬えらびアプリ」の開発の背景やアルゴリズムについてお話しをいただきました。
 
HIAS Health の研究に携わる一橋大学大学院経営管理研究科、経済学研究科、社会学研究科の研究者に加えて、一橋大学 URA、電気通信大学 URA、産業技術総合技術研究所(産総研)のイノベーションコーディネーター等の多彩な参加者を得、盛んな質疑応答が行われました。
 
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講演中の奥田忠久氏 会場の様子講演者を囲んで
 
【奥田忠久氏 プロフィール】
電気通信大学学域K課程(社会人コース)4年生。本年4月よりデータ解析技術の開発と応用に関する研究をされている川野秀一先生の研究室に配属される。
薬剤師でもあり、大学卒業後、ドラッグストアチェーン企業に入社。店舗管理者、マネージャーを経て、電気通信大学社会人コースへの入学を機に学業を
優先するため雇用形態を変更。現在、同企業にて昼間は薬局店舗にて調剤業務に従事しながら、主に夜間に卒業研究に励んでいる。
 
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日時2019年4月24日(水) 17:30-18:30
会場西キャンパス 第2研究館 5階 HIASセミナー室(517号室)
報告者奥田 忠久氏(国立大学法人 電気通信大学 情報理工学域 先端工学基礎課程 川野研究室 学域 4年)
タイトル「薬局におけるICT活用コミュニケーションの試み」
概要これまで電気通信大学で培った知恵を用いて、お店や薬局などを利用する方への情報の伝え方
(コミュニケーションの方法)を工夫してきた。今回は、その中から二つの事例を紹介。
1)RaspberryPi で動くコミュニケーションロボを用いたお薬解説やお薬手帳の啓蒙活動
2)かぜ薬選びをサポートするwebアプリ「お薬えらび」を社会人コースの友人と共同制作
言語日本語