2018年11月28日(水)に中華人民共和国の復旦大学(Fudan University)よりGuanghua Wan教授を講師にお招きして定例研究会を開催しました。
 
「The impacts of income polarization on health and crime in China」のタイトルで、近く論文誌に掲載予定の下記の二件の研究成果の報告が行われました。European Journal of Health Economics に掲載予定の論文は、HIAS Healthの研究員である、HIAS ポスドク研究員の Dr. Ying Yao との共著です。
 
  • Yao,Y.,  G. Wan, and D. Meng, “Income distribution and health: can polarization explain health outcomes better than inequality?”, European Journal of Health Economics, Forthcoming.

  • Li J., G. Wan, C. Wang, and X. Zhang, “Which indicator of income distribution explains crime better? Evidence from China”, China Economic Review, Forthcoming.

 
 
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Guanghua Wan 教授Wan教授を紹介するYing Yao,  特任助教
(HIAS Health 研究員)
上記論文における共著者の一人
左から、佐藤主光HIAS Healthセンター長、Guanghua Wan教授、Dr. Ying Yao特任助教
 
本定例研究会は、一橋大学国際交流セミナーとの共催で行われました。
 
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日時2018年11月28日(水) 13:30-15:00
日時会場東キャンパス マーキュリータワー 3階 3302室
報告者Guanghua Wan教授, 世界経済研究所 (IWEFU) 、復旦大学(Fudan University)、中華人民共和国(中国)
タイトルThe impacts of income polarization on health and crimes in China
言語英語
 
Guanghua Wan教授は、2017年より 中国の復旦大学(Fudan University)の世界経済研究所 (IWEFU) の所長。2017年まで、アジア開発銀行の主席研究員、 国連大学世界開発経済研究所(UNU-WIDER)のプロジェクトディレクターなどを歴任、またオーストラリアと中国の複数の大学で教鞭をとる。開発経済とエコノメトリックスを専門とし、100本を超える学術論文やオックスフォード大学出版部の2冊を含む書籍など、傑出した研究成果の発表を続けている。浙江大学をはじめ、10校を超える中国の有力大学のにおいて名誉教授を務める。